親族以外の友人や同僚のお墓参りに行く際のマナーとして派手な服装は避け、色は暗めな物や黒にします。女性は控えめなヒールでアクセサリーをなるべく着けず、バッグなどの小物は大振りな物を避けます。特別に喪服を着る事は必要ではありませんが、故人に対して失礼のない服装選びをする事が重要です。
何らかの理由で葬儀に参列出来ず、その後にお墓参りをする場合には、四十九日が済んでからにします。四十九日よりも前のケースでは親族の自宅にお参りに行く事になります。一周忌(命日)までは家族が喪に服していますので、自宅でお線香を立てさせてもらい、その時期を過ぎれば特段気を付けるべき点はありません。
また、友人や同僚のお墓参りに行く際の注意点は、親族に連絡してから行くようにする事です。毎回知らせる必要はないですが、初めてお参りする際にはお墓の場所を確認する為にも連絡しておきます。突然、親族の知らないお花やお線香が供えられていたら驚かれてしまいますし、たまたまお参りに来ていた家族に会う可能性もあります。故人が異性の場合にはあらぬ疑いを掛けられてしまうかも知れません。そうならない為にも前もってお参りする事を知らせておけば安心です。